「春日部桐箪笥」は、伝統的工芸品産業の振興に関する法律(昭和49年5月25日法律第57号)にもとづき、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品です。(埼玉県では、春日部桐箪笥のほか、江戸木目込人形、岩槻人形の3つ) そして、全国の伝統工芸に携わる職人で、厳しい認定試験に合格した者を経済産業業大臣が認定するのが「伝統工芸士」です。各産地を代表する最高の技術保持者=「匠」として、高度な技術と知識を有すると同時に、産地で若手を育てる指導者でもあり、伝統的工芸品の普及や伝統技術・技法の継承のため、定期的に講習会が行われます。春日部桐たんす組合では、今回対象の伝統工芸士3名に対する講習会を行いました。
また、午後からは、3年前から取り組んでいる埼玉県地場産業活性化事業として、塗装技術講習会を行いました。今回は新しい仕上げ塗装の開発を目指しています。専門家を講師に招き講習を受けた後、実際に新しい塗装の実験を行いました。
短時間ではありましたが、期待以上の成果を得ることが出来ました。今後の展開が楽しみです。